この数ヶ月、久しぶりにGRをまとめて読んでいます。
GR(Graded Readers)とは英語を外国語として学んでいる人のために作られた学習用の本で、レベルごとに使用単語や文法が細かく設定されているため、学校英語をけっこう頑張った日本人にはとても読みやすいです。
CENGAGE Page Turners(CPT)シリーズとBlack CatのReading and Training(BCT)シリーズを中心に40冊くらい読みました。
CTPシリーズはオリジナルのストーリーが面白く、次から次へと読めてしまいます。さすがFRLのRob先生の監修ですね。次の本がでるのが楽しみです。
FRLは今、中1の女子がレベル3~5あたりをHappy Reading中! CPTシリーズは高校生が読み始めました。
BCTシリーズは古典の名作が揃っていて、タイトルだけ知っていたとか作家名だけは知っているけれど、実は読んだことがないものがたくさんあって、この年になって「ジキル博士とハイド氏」を初めて読みました。シェイクスピアでは「ブルータスよお前もか」は英語では「・・・,Brutus.(内緒)」と言うのね。とかシャーロックホームズのミステリの舞台によく知っている町の名前が出てきたり・・けっこう楽しめました。
原書や原書の日本語訳を読んでいるものは、こちらは簡易版になるので話が短くまとめられすぎて、つまらないということもありますが、有名な話、作家さんなのに読んだことがなかった本はよかったです。
高校生の皆さんや保護者の方にGRをオススメします!
GRばかりですと時々飽きたり疲れたり・・そういう時は絵本に戻って絵をゆっくり見ながらゆっくり楽しみます。実はこちらの方が単語が難しいけれど、そこは絵本なので綺麗な絵がカバーしてくれます。
写真右のうち4冊はSongs and Chants2 の歌にもなっている絵本です。(絵本を何回も声を出して読むのは大変ですが、歌なら何度も繰り返し皆で楽しく歌えますね。)
今年の春から中学の英語教科書が改訂され、単語数がかなり増えてびっくりしました。mpiの小学生用スピーチとそっくりな文もたくさんあったり、フォニクスや多読で知っている単語が出てきたり。また中2の教科書には名作鑑賞のコーナーで「I’ll Always love You」が載っています。今回の教科書改訂はPicaboの生徒さん達には良いことだと思います。簡単すぎる教科書はおもしろくも発展性も何もない・・テストのためだけだったような。不自然な話の流れも少し良くなってます。
犬の本はしばらく封印していましたが、久しぶりに読んでみ見ました。まだ悲しくてクラスでの読み聞かせはできませんが、もう少し時間がたてば小学生クラスで読んでみたいと思っています。